こんにちは^^
さて、兄弟がいるご家庭では、子ども達それぞれに違いを感じるママは、とても多いのではないかと思います。
当然ですが、どうしても第一子ちゃんを軸に比較をすることになるので、
「上の子は大変だったのに下の子はこんなに楽ちん」
とか、または逆の場合もありますよね。
先日ある保護者の方より、このような悩みをお聞きしました。
○○は私が想像していたよりも集中力があるみたいで。
家でも、やらなければいけない事(宿題やピアノなど)をまず最初にテキパキと一人でやってしまいます。
ピアノの練習も○○に呼ばれたらいくという感じでして…ピアノの練習はまだ2年生だし付き添った方が良いのでは?上達も早かったりするのでは?と思うのですが、私の立ち位置はこんな感じで、ほぼ見守り状態なんです。
私は経験者ではないので良いアドバイスもできないですが、子どもに任せすぎ?でいいんでしょうか?😅💦
もちろんスムーズに入れる曲もあればそうでない時もあって、難しい時は泣いて発狂するのでその時は傍で一緒に付き添っています。☆☆(上のお子さん)は発狂なんてことなかったので、「わぁ〜、いっぱいいっぱいになってるな、一生懸命頑張ってて可愛いなぁ😁」と、言うとまた怒ってしまうので心の中で思いながら応援しています。笑
私から練習の声かけをしなくてもやってくれる子なので、その分私も手薄になって○○に甘えているとゆうか、もっと引き出してあげれる関わり方があれば教えてほしいです🙇♀️
長々とすみません💦
☆☆は同じ頃、「練習する、しない」の討論があってやる気を起こす為の声かけをしていましたが、○○はスムーズすぎで逆にこのままでいいのか悩む時があります😅
手がかかって大変…と悩む保護者の方に比べたら、「なんと羨ましい悩み!」と感じるかもしれません(笑)
でも、このママにとっては、何もしてあげることが見つからず、落ち着かないというお気持ちです。
そして、上のお子さんと違う個性ならば、尚更不安になるというのもよく分かります。
手のかからない子との関わり方
そんなママさんに、
私からお伝えできる事を一言でまとめてしまうなら、
「我が子とはいえ、それぞれが1人ずつの人間である」
ということかな…と。
または、もう少し違う言い方だと、
「1人ずつに個性があるから、対応は同じではない」
ということです。
私がこれまでの生徒さんや自分の娘達を見て分かったことがあります。
それは、大人にとって
子どもの成長に関わっていくには
単純に
「労力や心労のかかる子」と、
「楽(ラク)な子」がいる
ということです。
誤解のないよう補足するなら
これはどちらが良いとか悪いという話ではありません。
大切なのは、
大人が大変かラクかではなく
『その子にあった対応ができているか』
だと思っています。
あくまで私の考えですが💦
では具体的な事例に当てはめてみたいと思います。
子育ての基準を明確にする
さて、私は子育てには出来るだけ基準が明確であると良いと思っています。
例えば、
ピアノを習い事として取り入れているとします。
その目的として
①子どものピアノの上達を1番の基準とする
であれば、
年齢やお子さんのタイプに関係なく、どこまでも付き添い、何か問題があれば一緒に考えたり調べたり、分かる人に聞いたり。
と、「親がやれる事を全力でサポートする」で良いと思います。
これはピアノだけでなく、何においても一人より二人の方がアイディアも浮かび、やることも分担でき、何より「その場の本人の手間が軽くなる」からです。
もう一つの目的としては、
②子どもが自身の力で乗り越える経験から得られる、学びや思考力、人間力を1番の基準とする
であれば、
今回の○○ちゃんの場合は、常に思考しているタイプ。
本当に色々なことを現実的に考えています。
○○ちゃんは現在小学校低学年のお子さんですが、例えば、幼児期のこのタイプは、上手に1人遊びを楽しめる子が多いです。
そして○○ちゃんも例外なく、幼児期には手のかからない、上手に1人遊びができるお子さんだったとのことです。
そんなタイプのお子さんへの対応として、
これはなかなかの難易度になりますが、
本人の思考がこちら(周り)に届いていない分、大人がなにかしらに手をかけるというよりも「周りが邪魔をしないように」という考え方が重要になってきます。
自分で考えられる子なのだから、こちらからの手の出し方には十分注意しないと、逆にその子の思考に横入りをし、可能性を潰してしまうかもしれないという危険があります。(因みにその昔、私は下の子にやりかけてしまいました、反省💦)
ただ、その思考は良くない方に働く可能性もありえます。
そこはサポートが必要ですよね。
この「さじ加減」が本当に難しいと思います。
私は生徒ちゃんにも我が子にも、
このタイプの子には、アドバイスをしたり、質問をし、考えさせて言語化してもらうのではなく
「今考えている事をそのまま聞かせてもらう」を重視しています。
すると、こちらがびっくりするような気持ちや考えを聞かせてくれるし(大体が応援したくなる事ような前向きな言ってくれます)、
そう考えているなら…と、「こうやってみたらどう?」みたいなアイデア(あくまでもアドバイスではなく)も言いやすいです。
あと、○○ちゃんのママさんはとても真面目な方なので「子どもに任せすぎ?」とご心配をされていましたが、
自分でやって得た経験は、失敗した事の方が力になってくれます。
物事は、うまく行けば安心や喜びとなります。それも一つの経験ですが、失敗は、可能性を潰してしまうことはなく、寧ろそれを生かす思考や言動、行動が生まれてきます😊
まとめ
私は、労力がかからないから手を抜いているのではなく、手を出さないというのも子育てだと思っています。
○○ちゃんの場合なら、発狂するというイレギュラーな時(笑)こそ、寄り添ってあげるのが最高のサポートです。
つまり、相手が求めている時にだけ手を出すというイメージですね。
ここは必ず対応してあげたいところです✨
こちらが手をかけ能力を引き出すというより、
発散したいときに十分に発散させてあげる事で、能力を閉じ込める事なく、自分で引き出してきます。
ということで、
○○ちゃんのママさんのお悩みをまとめるなら
「いまのやり方で大正解‼️」本来、親としてやりたい事をある程度我慢して(笑)ここぞという時にとことん寄り添う。
本当に上手に子育てされていると思います😊
長くなりましたが、
お話を振り返ると、あらためて子育ての中で親も育ててもらっているんだなぁと感じます。
今回は、とある生徒ちゃんママさんとのやりとりですが、どなたかの参考になれば幸いです。
最後までご覧くださりありがとうございます😊
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