こんにちは。
音楽の世界でリズムをとるということは、聴こえてくる音や、自分の中にあるビートに合わせてアクションを起こすことです。
ただひたすら連続で自由に手を叩いたり、マイペースに身体を動かしているだけでは、リズムが取れている(表現できている)とは言い難く、
あくまでも、何か基準となる歌や音楽に合わせて表現できている事が前提です。
一定の動きが多かった赤ちゃんから、
成長に伴い、少しずつ身体を自由に動かせるようになってきた幼児期のお子さんが、
耳で聴いてリズムとして反応を起こせているかどうか、チェックをしながらトレーニングしてみましょう。
歌に合わせて「手拍子(ハンドクラップ)」をします
やり方はとても簡単。
お子さんがよく知っている歌を流しながら手拍子をとります。
まずはタイミングのとりやすい、ゆっくり歩く速さ程度の歌に合わせてみましょう。
楽曲例:アンパンマンのマーチなど
いかがですか?
簡単にリズムが取れた子は、既に耳から入る情報を使って行動をしているお子さんです。
このタイプのお子さんの場合、やることはとてもシンプル。
他の似たような速さの歌でもやってみて、聴こえたものに反応するという回路をどんどん刺激してあげてください。
反対にうまくタイミングが合わなかったお子さんは、普段は目から入る情報を使って
行動しているので、リズム感を育む点においてはスタートラインではありますが、
視覚を重視する場面、例えば音楽の場合では、楽譜上の音符を読む(譜読みといいます)という点において、早い段階で音を見分けて読めるようになります。
この場合、今の時期はリズムをとる曲を1曲に絞り、その曲を聴く(うたう)時は手拍子を親子でとってみてください。
はじめはタイミングが合わなくても、だんだん上手になりますよ。
更に付け加えておくと、
視覚優位タイプのお子さんが現段階で聴覚や反応力も鍛えておくと、
目も耳もリズム感覚もトータル的にバランスが取れていき、いよいよ鍵盤奏に入るという段階でぐんぐん能力を発揮できる子に育ってくれます。
是非「音楽を聴きながらリズムをとる」という動きをたくさんさせてあげてくださいね。
結論としては、
現段階でどちらのタイプだとしても
リズム打ちは経験値に比例してどんどん上手になっていきます。
慣れてきたら、少し速いテンポや
遅いテンポの曲でチャレンジしてみると、
「正しくリズムを取るためには、速度を理解しなければならない」
というルールが身体で分かってきているので、一瞬で集中してタイミングが掴めるようになります。
楽曲例:さんぽ、夢をかなえてドラえもん、ミッキーマウスマーチなど
もちろん手拍子だけでなく、
音楽に合わせて身体を揺らしたり、行進して足踏みをとったり、色んな動きでリズムをとっていくと、
脳が刺激され、育脳にも繋がりますので、お子さんの好きな方法でリズム打ちを楽しんでください。
◾️まとめ
音楽の世界でリズムを取るということは
聴く→反応
耳で聴いて動きを合わせる事ができる
ということなのです。
大人になってから体得するのは難しいと言われるリズム感。
常日頃のちょっとした場面で、
聴こえてきた音楽に合わせ、意識的に親子でリズムをとることで、いつでも即座にビートが取れる子にしてあげてくださいね。
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